髪と頭皮と素肌のQ&A髪と頭皮と素肌のQ&A

Q1.髪のダメージはどうして起こる?

"髪が傷んだ原因は何?"と聞くと、よく話に出るのが、"パーマやヘアカラーなどで傷んだ"という答えを聞きます。果たしてそれだけなのでしょうか?

確かにパーマ、カラーなどは一般的に髪に対して科学的に作用し、形や色を変える訳ですから、繰り返し使えば傷んでくるのは当然ですが、それだけでなく、ヘアケア商品や紫外線、生活環境、シャンプー方法やドライヤーなどの毎日のお手入れの仕方によっても髪は知らず知らすのうちにダメージを受けているのです。

Q2.ストレスと肌の関係は?

複雑な人間関係、不規則な生活等のストレスにより肌は確実に老化しています。
ストレスを感じると毛細血管が収縮、血流が悪くなりリンパからの老廃物の排出が悪くなります。

ストレスを受けた肌は?
・ニキビ
・シミ
・湿疹
・皮フ病
そして老化(シワ、タルミ)してゆきます。

お手入れ方法

  • 1 十分な睡眠、リラックスできる時間を持つ
  • 2 過度の洗顔をしない (角質層を痛めます)
  • 3 肌のモイスチャーバランスを整える。
    お休み前には化粧水をたっぷりナイトクリーム、美容液を適量
  • 4 たばこ
    ストレスを受け、肌荒れがおこっている時は本数を減らしましょう。
Q3.髪は自然乾燥がいい?

自然乾燥をしているという方にダメージヘアの方が多く見られます。
自然乾燥は髪にとって本当に良いのでしょうか?

自然乾燥は一見髪にやさしく感じるのですが、髪が水分でふくらんでいる時に寝てしまうと枕などで摩擦にあい、キューティクルがはがれ落ちたり、長時間水分を含んでいることによって頭皮に雑菌が繁殖したりすることが考えられます。

また、ドライヤーなどで乾燥させている方の中には一箇所への高温のかけ過ぎによって髪へダメージを与えている方を多く見かけます。
シャンプー後はやさしく丁寧にタオルドライをし、あまり高温にならないように必ず乾かしてください。
シャンプーで開いたキューティクルを閉じ、つやを出すためにはキューティクルの閉じている方向(根元から毛先)に向けて風を当てましょう。

ちなみにベルグループはマイナスイオンドライヤーを使用しています。

Q4.リンスとコンディショナーは違うの?

よく訊かれますがぜんぜん目的が違います。

リンスは髪の表面を覆い、髪の保護を目的とします。
コンディショナーは髪の表面とその内側までを保護します。
ですので髪の補修までを考えています。

ちなみにトリートメント(マスク)類は髪の内部に作用して髪の補修や改善を目的としています。

なので両方使う場合は、 1・トリートメント 2・リンスorコンディショナーの順になります。
ちなみに3・洗い流さないタイプのトリートメントはタオルドライ後やブロー前です。

Q5.髪も日焼けするの?

夏が過ぎて自分の髪が異常にパサついたり、せっかく美しく仕上げてもらったヘアカラーが赤みがかったりしてイヤな思いをしたことはありませんか?

これらの原因は夏の強い日差しによる日焼けが大きく関わっています。
強い日差しの中に含まれる紫外線が水と反応し活性酸素を発生させて髪の内部を破壊していきます。

また、紫外線が色素を壊して赤く褪色させていくのです。

紫外線の強くなる3月末頃から日差しの弱まる9月末頃まで例え雨の日でも紫外線対策をされることをオススメします。

Q6.ホームカラーとサロンカラーの違いは?

染めると言うことに関して違いはありません。
が、へアカラーは染料と2剤(過酸化水素水)とアルカリ剤との化学反応で 髪を明るくし、そして染料が発色することで色を変える仕組みになっています。

多く使えばしっかり染まる。反面、多すぎると髪が痛みます。

ホームカラーはご家庭での使用になるので手軽感があります。
ただ、染まりムラや髪のダメージが出やすい、一色染めが中心なのでデザイン性が出せない、などのデメリットがあります。

サロンカラーはプロ用のカラー剤を使用しているのでダメージが少ない。

またスタイルに合わせたヘアカラーが可能。

などの違いがあります。

Q7.白髪を抜くとどうなるの?

抜いても白髪は白髪!ただ抜いてしまうと、伸びてきて立ち上がるので目立ちます。

増えるって言いますが、余り関係は無いと考えています。
かえって目立ってしまうので抜かない様にしてください。

Q8.白髪ってどうして生えるの?

髪の色や肌の色を決定しているのは"メラニン色素"です。
色素細胞(メラノサイト)から生成されています。

ただし、年齢を重ねると機能低下してしまい、最終的には色素を生成しなくなります。
この状態が"白髪"といいます。
だから突然"白髪"にはなりません。だんだん白くなっていきます。

ちなみに白髪は遺伝的要素が強いと言われています。

Q9.シャンプーの目的って?
  • 1 頭皮にある余分な皮脂、または埃や老廃物を落とす。
  • 2 毛髪についてしまった余分な皮脂、または埃やスタイリング剤を落とす。
  • 3 頭皮の血行を良くし、美しい髪を支える土台作りをする。

1や2は皆さんも思っている事と考えますが、3はいかがですか?

シャンプーと言う言葉はヒンズー語で「マッサージする・もむ」と言う意味を持つ"champoo"という言葉から由来します。
シャンプーを単なる汚れ落とし...と考えず、頭皮のマッサージとして捉え、頭皮を柔らかくし、血行を促進させ、毛根へより多くの栄養分を送り込むための行為としてお考えいただくと、"たかがシャンプー...されどシャンプー"と思えませんか?

ここでちょっと休憩?シャンプートリビア

1930年まで全てのシャンプーは石けんシャンプーでした。

確かに清潔にすることは出来ましたが、髪に輝きは出ず、べたつきが残ると言う難点がありました。その上、石けんはアルカリ性が強く、毛髪繊維には刺激が強すぎました。

今日では全てのシャンプーが合成洗浄成分あるいは界面活性剤を含んでいます。
界面活性剤には泡立ち、洗浄力に優れている一方で地肌の乾燥や髪に静電気を引き起こす原因になる陰(マイナス)イオンと、マイルドだけれども洗浄力、泡立ちの面で不十分である陽(プラス)イオンの2種があります。

この2つの成分は組み合わせることが不可能でした。こうして長い間刺激の強すぎるシャンプーか、洗浄力が弱すぎるシャンプーかの二者択一を強いられてました。

しかし、当店で扱うブランド"ケラスターゼ"が開発した新しいカチオンポリマーという界面活性剤がこの問題を解決しました。
このポリマーはプラスでありながらもマイナスイオンの活性剤と非常に良く結びつく性質を持っています。よってケラスターゼのシャンプーは従来の商品にはないキメの細やかな泡立ちと素晴らしい仕上がりを実現できるのです。

濃度を変えるなど、1人1人に合わせる為に種類も豊富にそろっているのも特徴です。
是非一度ご体感下さい。

Q11.美白って気になるけど、どうしたらいいの?

最近ではストッキング、帽子、洋服にもUVカットが施されている様に年々紫外線は強くなってきています。

1 徹底的にUVカット

SPF表示のものだけでなくPA表示と両方表示されているものを必ず使用しましょう。
SPF・・・肌が赤くなるなどの炎症やシミ、ソバカスの原因となる「紫外線B波」を防ぐ効果を表す数値。
肌に何もつけずに太陽に当ると約20分で赤くなるとすると、SPF12なら12倍の4時間、SPF40なら13時間以上、炎症を起こさずにいられます。
PA・・・肌の奥まで入り込み、シワやタルミの原因となる「紫外線A波」を防ぐ効果を表した記号のこと。

効果は以下の四段階
PA+ 効果がある
PA++ かなり効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++++ 新基準、最高レベル
2 家の中でもファンデーションをつけ、年中UVカット

紫外線は年中降り注いでいます。紫外線は窓ガラスも透過します。
家の中でも、また洗濯物干しや近所への外出でも、特に午前10時から午後2時までは1日の紫外線量の半分が集中しているので要注意。

1年を通して、SPF効果のある日焼け止めとファンデーションで肌を守りましょう。

3 水分保持(保湿ケアは必ず!!)
水分量が多いと日焼けしにくくなります。
4 マッサージ・パック
新陳代謝を促し、シミを残さないためにも週1回はお手入れを・・・。
Q12.ストレートパーマの色々教えて

現在、主流になっているストレートパーマは大きく分けて2種類あります。

パーマ伸ばしやクセ毛を落ち着かせるためのクセ毛伸ばし。
これはパーマ液をつけてコームや手を使って髪を伸ばしていく方法です。
特徴としては強いクセやウェーブを完全にストレートには出来ないのですが、自然に落ち着くのでスタイリングがしやすくなります。
アイロンを使用し縮毛を矯正するタイプ
熱を加えることでストレートな状態にします。

注意点としては共に強い変化、矯正をしますので髪の負担は大きい。
ホームケアが重要になります。

Q13.ホームケアについて教えて

ヘアカラー・パーマをされた場合は家での手入れが大切になります。
髪の状態は"人それぞれ"なのであなたの髪に合わせたお手入れが必要になります。

市販で最近多くなったリンスインシャンプーなどは本来別々に使うものの機能を併せ持っています。
便利そうなのですが、健康な髪なら良いのですがそうでない場合には、少々パワー不足に感じられます。

当店で取り扱っているのはカウンセリングヘアケアです。
お客様1人1人の頭皮と髪の状態にあわせたヘアケアをおすすめしております。

Q14.頭皮の色って?

皆さんはご自分の頭皮の色をご存知ですか?
頭皮は大きく分けて3つの色をしています。"青・黄・赤"まるで信号機の様です。

  • 青(青白い)・・・健康
  • 黄      ・・・危険信号!油分の酸化
  • 赤      ・・・血行不良、炎症、etc...

そのまま放って置くと髪が細くなったり、抜けたりする原因にもなります。

また、頭皮の硬さもポイント。硬すぎは血行不良をまねき、抜け毛の原因に。
グニャグニャの頭皮は、たるみの一種で美しい髪が育つのを邪魔したり、あごのフェイスラインを崩す原因にもなります。

目に見えない部分だからこそ、ケアを必要とします。
一度当店で診断を受けてみませんか?

Q15.抜け毛の原因って?
1 遺伝的(&男性ホルモン的)要因
2 精神的な要因
ストレスは自律神経が毛細血管を収縮させてしまうため、抜け毛の原因に!!
3 食生活やアルコールなどの要因
お酒やたばこなどの嗜好品にも要注意。
お酒は適量を守る。たばこのニコチンは血管を収縮させる働きがあると言われているので出来れば吸わない方が得策です。
4 外的な要因

帽子やヘルメットなどの着用は頭皮が蒸れ、毛髪に十分な栄養が行き渡らなくなります。
仕事上、帽子やヘルメットを長時間着用しないといけない場合は、シャンプーなどでよく汚れを落として清潔に保ちましょう。

汚れが毛穴に詰まったままだと毛が細くなりいづれかは抜けてしまいます。


<対策>
当店のKERASTASEアンチヘアロスエステをおすすめします。
<ホームケア>

1日10分でも毎日自分で簡単なマッサージをすると良いでしょう。
Relaxation Music でもかけて行うと更に良いかもしれません。

毛母細胞の働きが最も活発になる夜10時~深夜2時に行うのがポイントです。

もちろん睡眠も大切ですので十分に取ってください。

また、たんぱく質、ミネラル、ビタミン不足も抜け毛の原因となりますのでバランスの良い食事も心がけてください!

当店で取り扱っているのはカウンセリングヘアケアです。
お客様1人1人の頭皮と髪の状態にあわせたヘアケアをおすすめしております。

Q16.春先のお肌はデリケート?

春先のお肌はとてもデリケート
気温の変化、環境の変化、ストレスにより様々なトラブルが・・・

<肌トラブルと対策>

①肌がカサつく
冬をすごした肌は乾燥により表面の角質がめくれたり、粉がふいた様になります。

-お手入れポイント-

①水分を補う・・・アクアミラキュルーズシリーズをお勧めします。

②乾燥しがちな目元はアイクリームで保護・・・クレーム ユー フェルメテ

③肌に優しいクレンジング、洗顔料を使用する。

④ターンオーバー(新陳代謝)をスムーズにするためのマッサージをする。


アクアミラキュルーズシリーズ


クレーム ユー フェルメテ

②肌がかゆくなる

かゆみの原因として花粉、ホコリ、乾燥が考えられます。 又、赤みの原因は紫外線です。

-お手入れポイント-

①肌が汚れやすい時期なので清潔にする。

②紫外線をカットする。

③肌が過敏になる時期なので、肌へのタッチはソフトに行う。又コットンティッシュの素材に気をつける。


レジスタンシエルUV AGエクスペール

③ヒリヒリする

この時期は紫外線、ストレスにより肌の抵抗力が落ち、肌荒れを引き起こします。
又炎症もおきやすい時期です。

-お手入れポイント-

①肌にやさしい化粧品を使う。
ハードなアルコール配合のものや、ピールオフタイプのパックなどは避ける。

②肌のバリア機能は喫煙、睡眠不足などで損なわれるので規則正しい生活をする。

Q17.フケで悩んでいます。ところでフケって?

フケとは古い角質のかたまりや老廃物のことです。
フケは本来オイリー肌の人に見られる症状で、頭皮の油分が増える事によってバクテリア(皮膚ダニ)が増殖することが原因となります。

通常の頭皮は28日周期で生まれ変わりますがバクテリアの増殖によって皮膚が「きれいな肌をどんどん作らなきゃ」と勘違いしてしまい、ターンオーバー(新陳代謝)が早まり、角質をつくるスピードがアップします。
その結果、蓄積された角質がどんどんはがれてしまします。これがフケです。

頭皮を清潔に洗浄するバンゴマージュをおすすめします。


バンゴマージュ

これとは逆に脂質や水分が足りなくなって、頭皮が敏感になってしまい、乾燥したり角質が弱まってフケのような物が出る方が日本人には多く見られます。
この場合は頭皮の保護機能を整える、バンビオリチャージをおすすめします。


ビオティカシリーズ

両方のタイプの頭皮トラブルを予防し血行促進をして抜け毛予防をしていくにも、トラブルに負けない頭皮へ導く為のビオティカシリーズをおすすめします。

いずれの症状にも、また予防にも当店のスキャルプエステティックがより効果的です。

Q18.ノンシリコンって言葉を良く聞きますが、シリコンは悪者?

その答えは NO です。

健康な髪の毛は本来、保護膜の役割を持った脂質成分に覆われています。
しかしながら、紫外線やドライヤー熱、ブラッシングによる摩擦などの生活環境の中で、私大にその保護膜ははがれ、髪はむき出しの状態に。

その代わりとなる保護膜の役割として、シリコン等のポリマー成分は有効に働き、髪を守ります。

また。人体に対する悪影響の証明は無く、流動性に優れた性質から、パーマやカラーリングが定着しにくい等の影響もありません。



乾燥やダメージなどのトラブルを受けた紙には特に、そのような保護機能のあるシャンプーをおすすめします。

よりくわしくシリコンについて知りたい方はこちら!→シリコンについて

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